台湾の雑誌。
つーか雑誌なの?と思うほどの衝撃のある雑誌です。
毎号サイズもデザインも内容も異なる雑誌を出版するこの漢聲雑誌社。只者じゃないです。
Macを駆使したそのデザインは必見。
私が持っているのはまだ1冊なのですが、これがまた雑誌と言うにはそう手軽に買える金額ではない。。1万円した…。↓これ!

6年前くらいのまだ学生の頃に臨時収入があったときに思い切って購入!
でも毎号が1万円するわけではなく、2千円台のとか4千円台のとかもあります。でもやっぱり雑誌の値段じゃないね。
しかしそんな1万円価格も納得の内容なのです。
私が購入したのは、「漢聲雑誌70・71 侗族服飾藝術探祕」。
中国少数民族侗(トン)族の民族衣装や服飾工芸品についてのみの大特集!
侗族の伝統的模様の刺繍が表紙の上(70)・下(71)2冊セットで、前後に「侗」「族」と大胆に配された凝った作りのスリップケース入りです。
もう民族衣装好きの私にはたまらない~。
ヨーロッパのデザイナーなんか涙ものなんじゃないだろうか。
当たり前ですが全文中国語なんで何書いてあるかさっぱり不明ですがなんとなく雰囲気で解読してます。


出来れば他の中国全土の少数民族でも作って欲しい。
この漢聲雑誌、他には正月の祝いポスターだけを綴じ込んだ号、丸ごと肖像画特集(肖像画の描き方・肖像画家の紹介・歴史的肖像画等)の号、紐の結び方を延々と説明する号、中国伝統的切り絵特集の号等などマニアックで興味深いのがいろいろ刊行されとります。
どれも欲しい~。青山ブックでいつも指くわえて見てます。
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話は変わって。
昨日私はライブに行きました。
ACIDMANライブツアー“and world”追加公演@Zepp Tokyo!!
私はこぶし振り上げガツンとロックと言うよりHip Hopやクラブミュージック系を好むのですが、ACIDMANを初めて聴いたときはガッツーンと来ちゃいました。
なんつーか一言で言うと「理系ロック」。
原子・元素・素粒子・生物・植物・水・空・宇宙・生命・無限・輪廻などの「火の鳥」みたいにすごくスケールのでかいイメージが沸いてきます。
実際作詞作曲してるメンバーは手塚治から結構影響を受けているらしい。
で、またボーカル(ギターも担当)の声がいい。うまい。
ベースとドラムの体当たり演奏も体にガンガンくる。
私は2枚目のアルバム「Loop」の「飛光」が大好き。
もうこぶし上げずにいられない~。

大抵ライブは後ろのほうで観ることが最近は多いのですが、久しぶりにステージから5mの場所で観ました。
…が!あの地獄の押し合いの辛さを忘れていました。。
手すりのある場所だったのですが、押されまくってあばら骨ごりごりと当たりまくり。
「い、息がっ苦しい…っこ、呼吸が!! 人工呼吸をっ伸夫ォォ~(ボーカル)!!」と叫びもむなしく。
男女むぎゅむぎゅ入り乱れ髪は引っ張られ、頭上に人が覆いかぶさるわ、自分の汗なのか人の汗なのか…。
でももっと激しいライブのバンドもあるからねー。
いやでもいいライブでした。ファイナルだけの曲もやったし。
ACIDMAN最高。
最近CD聴いてなかったけど、聴きなおそうっと。